Monday, December 25, 2017

SprintがSoftbankの携帯を買い取ってくれる件

先日フと思いついてSprintに加入した(その件はまた後日)。
そうするとSpringから宣伝メールが来ることになったのだが、そこに Sprint Buy Back program なるリンクがあった。




ふむふむ、新規購入時以外でも買い取ってくれるのか、とスクロールしてみると、
なんとVerison, ATT などと一緒に最後の方にSoftbankという文字があるではないか。
こんなところでソフトバンクの子会社になったことを主張している。


手元に昔ソフトバンクから買ったiPhone 6がある。古いのでSimロック解除の対象でもなく、アメリカでは使いようがないのでタンスの肥やしになっていたものだ。
(ソフトバンクのSIMなら使えるので帰国時にここでSIMを買って使おうかと思っていた)



試しにIMEIを入力してみるとすんなりと通った。$100で買い取ってくれるらしい。
帰国時に持って帰って売る手間を考えると悪くない、申請してみた。
無事$100受け取れたらまた報告するつもり。

2018年1月12日追記
受け取り処理しました。とメイルが来た。$100で買い取ってくれるようだ。
液晶に少し抜けがあったのだが、そんなぐらいはマイナスにならないようだ。
後は、いつアカウントにクレジットされるか、だな。

2018年1月25日追記
無事にスプリントのアカウントに$100クレジットされた。
手元にソフトバンクのSIMフリーにできないiPhone6を持ってる人にはおすすめだな。

Sunday, December 24, 2017

スマホ1台で日本とアメリカの両方の携帯として使う(後編)

前編からの続きです。
ではまずスマホにアプリをダウンロードしましょう。ここではiPhoneを使用しています。
Google Hangoutsと検索してダウンロードしてください。


Google Voiceというそのものの名前のアプリもあるのですが、なぜだかこちらを試して見てもうまく行きませんでした。
評価も低く、このアプリがなんなのかよくわかりません。


アプリをインストールして、前編で電話番号収得に使用したGoogle アカウントでログインします。
左上のメニューからSetteingsを選んで、下の方のPhone Numberに先ほど収得した電話番号が表示されているのが確認出来ます。
まずすべき設定はSettingsからincoming call ringをオンにします。
まず、写真のここと、"Phone Number"の下にもう一つ設定があります。


Phone numberの下の incoming phone callsもオンにします。
ややこしいですが、ここも設定しないと電話がかかって来ても鳴りません。
これに気づかずにかなり試行錯誤してしまいました。


これでめでたくHangoutsアプリがアメリカの番号の携帯として使えます。
SMSもMMSも使用可能です。


留守番電話もアプリで使えます。このように自動で文字起こししてくれて、不明瞭な部分があれば音声を聞くことももちろん出来ます。


このアプリには色々細かな不具合はあるのですが、そこは無料ということでおおらかに使いましょう。Googleに要望を出せば改善してくれるかもしれません。

この記事は以下のwebsiteを参考にしました。

Google Voice Help Forum   Google voice唯一の公式サポートです。




スマホ1台で日本とアメリカの両方の携帯として使う(前編)

アメリカ長期滞在者にとってソフトバンクのアメリカ放題って便利ですよね。
日本の携帯のまま、アメリカで電話もインターネットも使い放題。
これさえあればアメリカで携帯を契約する必要はない!と言いたいところですが、アメリカで生活するとどうしてもアメリカ国内の電話番号が必要なことがあります。
プリペイドの携帯を買えばいいじゃん、安いし。というのも手ですが、常時2台持ち運ぶのも面倒ですよね。
Google voiceというGoogleのサービスを使えば無料でアメリカの電話番号をとれて、スマホのアプリで携帯と同じように使えます。つまり、アプリをアメリカ放題のスマホに入れれば1台で日本とアメリカの携帯番号が使えるようになります。便利でしょ?
ここではまず前編として番号収得(*1)までをstep-by-stepでご紹介します。

用意するもの
1)インターネットにつながっているPC
2)Googleのアカウント(gmailとかで使ってるアレ、です)
3)アメリカ国内の電話(携帯でも固定電話でも)

待てよ、アメリカの番号が欲しいのにアメリカの電話がいるのかよ、とお思いのあなた、残念ながらここはどうしても必要なステップです。番号をもらった後はこの番号は使わないので、友達に電話を借りるなり、安いプリペイドを買うなりして調達してください。10秒ぐらいしか使いません。FreedomPopという無料携帯を使って認証に成功した方もおられるようです。(*2)

ではGoogle voiceにアクセスしましょう。http://voice.google.com/ です。
するとまず電話番号収得の画面に行きます(2017年12月現在、以下同様。例ではMac使用)


ここで欲しい番号の地域名を入れるとその地域の空いている番号一覧が表示されるので好きな番号を選んでください。(*3)
この地域は別に自分の住んでいる地域でなくても全米どこでも欲しい番号の地域を入れられます。(現在アラスカとハワイには対応してないようです)


ここでは市外局番617の番号を選びました。


NEXT をクリックすると認証用の電話番号を入れるように促されます。
ここで先ほど用意したアメリカの電話番号を入れましょう。固定電話の場合にはverify by phone をクリックして同様に番号を入力します。


ここではverify by phoneを選択して電話で認証することにしました。

CALL を押すと電話がかかって来ます。

機械音声で2回ゆっくり数字を読み上げてくれるので、慌てずに入力して行きます。

無事に認証されました。FINISHを押します。


これではじめに選んだ電話番号があなたのものになりました。
このまま、PCで Google voiceのwebsiteから電話として使えます。

が、その前にSettingからあなたの電話番号に届いたメッセージと電話が認証用の番号に転送されないように設定をしておきましょう。


Text message (SMS)も携帯同様に使えます。


英語の留守電を自動で文字起こししてくれてメールでお知らせしてくれます。便利でしょ?
私は普段は留守電待受にしておいて、メッセージを見て必要なものだけ折り返し電話がしています。アメリカは間違い電話も多いですしね。


これだけでも十分便利なのですが、後編ではスマホアプリ(Google Hangout)を使ったGoogle voice活用法についてご紹介いたします。


(*1) ここでは新規番号収得を説明しましたが、Google voiceとアメリカの携帯番号との間で相互にMNP(英語ではport)できます。有料です。
(*2) 
職場の電話とかで登録できるかも、ですが、よい子は真似しないでください。
(*3)2016年以前だともっと何十個も空き番号が表示されたのですが、変更されてしまいました。